危険度
★★★☆☆(単体では軽傷で済むが、群れると命に関わる)
目次
【特徴】
キラービーは、森の浅い区域に生息する蜂型の魔物です。
丸くてふわふわした身体、透明な羽、くりくりとした大きな目を持ち、その見た目は「ぬいぐるみのようで可愛い」と評されることすらあります。
しかし、その可愛さに油断すると命取りになります。
彼らは高い警戒心と縄張り意識を持っており、巣に近づいた相手には容赦なく群れで襲いかかります。
「ぶんぶん集まり、わらわら針だし、ぷすぷす刺す」
その行動は詩のように語り継がれていますが、現実は非常に危険です。
特に刺針には強力な毒が含まれており、1匹ならば痛みと腫れ程度で済むものの、複数の個体に刺された場合は重篤な症状を引き起こします。
解毒剤を持たずに森に踏み込むことは、自殺行為とすら言われています。
【生態】
キラービーは高度に組織化された群れを形成し、1匹の女王を中心に集団生活を行っています。
その巣は地面の浅い場所に作られることが多く、倒木の裏や苔の茂みの中に巧妙に隠されているため、知らずに踏み入れてしまうケースも少なくありません。
日中は採蜜活動にいそしみますが、周囲に不審な気配を感じると即座に防衛体勢に入り、警報音のような羽音を響かせて仲間を呼び寄せます。
その性質は非常に排他的であり、冒険者はもちろん、森で社交的とされるコボルトさえも、彼らの巣には近づこうとしません。
かつてコボルトが「おいしいにおいがしたから」と巣穴に頭を突っ込んだ結果、30匹のキラービーに刺されて全身ぷっくり腫れ上がったという事件が記録されています。
【補足】
・解毒薬、厚手の防護具、煙玉などの準備が必須です
・突発的な羽音の集まりは、襲撃の前触れとされています
イラストレーター:7913

